4月の例会報告

平成25年4月21日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前 通常総会、座談会~滋賀漢方のこれからについて~

午後 取穴(実践的な取穴練習)、小里方式

 

午前は小林久志先生による会長挨拶から始まりました。

昨年に引き続き、地域で美容についての講習会に鍼灸師としての視点から話をする機会があったようです。美容を追及すると健康ということで、その美容専門の主催者が先生の患者さんということでお話がきたそうです。鍼灸の存在を広める活動の一環として、ほのぼのとした時間を過ごせたとのことでした。

つづいて漢方鍼医会の目的についてのお話がありました。一つは治療家としての治療技術の向上、そして漢方鍼医会の普及啓蒙していく役割を持っているということでした。先月も入会者が続き、聴講生も多かったこともあり、滋賀漢方においての個人の活動紹介を含めた流れとなりました。

今月は通常総会がありました。

つづいて座談会が行われました。これからの滋賀漢方について会員それぞれが意見を出し合い、今後の学術についての希望、日頃の悩みを出し合いました。

研修会は講習会ではないので、あれを教えてください、これを教えてくださいと教えてもらうことばかりを重きに置くのではなく、それぞれが考えた上で、一人ひとりが参加する意味を持つこと、研修会としての姿勢を今一度考えるいい機会になりました。

午後の実技は取穴からはじまりました。臨床で使う生きたツボを取る練習をしています。1ミリでもずれると効果も半減してしまうため、最も神経を集中させる時間でもあります。

一人がツボを探し体表の経絡上を触れていくのですが、腕や足の丸みに沿って経絡も触れなければいい脈が出ません。同じ経絡を触れて同じツボを取っても結果が思わしくないのはこういう細かな違いによって生まれます。

今月は聴講の参加者が多かったのですが、学校では学ばない、滋賀漢方の一筋縄ではいかない取穴に、驚きや、とまどいを見せながらも、和気あいあいと楽しんでおられる様子でした。「経絡の中央は指が滑りにくい」というベテラン先生からのヒントをもとに、その中央をイメージしながら試行錯誤で何度も指を滑らせたのでした。

つづいて次は基礎班と研修班と分かれて基本刺鍼をしました。基礎班フォローに岸田先生、研修班フォローに二木先生がついてくださいました。

滋賀漢方では、刺さないはりという「ていしん」を主に勉強しています。基本刺鍼は土台となる部分でこれを疎かにしては何も出来ません。それぞれに課題が見つかる時間となるのですが、今回は、気を奥まで入れるイメージをするがあまりに、刺し手の圧もズーンと重く、肌を押していってしまうせいで、いい変化が見られないということが判明しました。修正後は見違えるほどよくなりました。本当にちょっとしたことなのですが、実はよかれと思ってしていたことが逆効果だったことに反省をしたのでした。

つづいて基礎班と研修班で4台のベッドに分かれて小里方式を前半・後半の2部に分けて行いました。

モデル患者で脈状がわかりやすいケースがあった際に、皆で確認できるよう配慮がありました。

 

聴講班は小林先生が担当くださいました。今月は指導者の勉強として藤崎先生が入りました。

例会後は草津駅の近くで懇親会が行われました。日頃の悩みや開業についての相談、臨床裏話などなど・・お酒の入る席もあってか、笑いの声が絶えない賑やかなひと時でした。今回は特に食事が美味しく満足される先生がほとんどでした。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

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