2016年3月の例会報告

日時 3月20日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(1) 進行 岸田先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義「第2章蔵象論 第2項 心小腸の生理と病理 2.小腸の生理、3.心・小腸に関する病理 」発表:野間先生 司会:山森先生

12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
朝の挨拶
今月の挨拶は、小林先生でした。
まず今日は春分の日であり季節の変わり目という事から今漢方鍼医会で取り組んでいる時邪の治療についての話から始まりました。
それから何人かの先生方の例を挙げながら治療をする方法には色々ある事、その色んな治療方法を学ぶ事は簡単ではない
が患者さんの症状が良くなって喜んで頂ける様になる事は何物にも代え難い喜びがあると話されました。
その為に今日も皆で学んで行きましょうと呼びかけられました。

朝の挨拶 2016年3月
朝の挨拶 2016年3月

続いて素問輪読(1)として岸田先生が進行を担当されました。
テキストとして小曾戸丈夫先生新釈の素問を使用し、会場にいる先生方で上古天真論篇第一を輪読しました。
質問を受け付けながら岸田先生が解説されました。

素問輪読 2016年3月
素問輪読 2016年3月

基礎講座

今月は私野間が担当しました。心と小腸がテーマで苦味と心の関係や心の熱と小腸の病症、
小腸の漢方薬の紹介等を話しました。
その後フロアの先生方に小腸、小腸経に関する臨床経験を話して頂き講座を終了しました。

基礎講義 2016年3月
基礎講義 2016年3月

実 技
今月は、岸田先生が聴講班を、他は基礎班、研修班の区別なく合同で3班に分かれて二木先生、
山森先生、小林先生が指導されました。

はじめに、奇経治療を研修しました。奇経腹診や八総穴の硬結のなどで奇経の組み合わせを見つけ、
マグネキングを用いて変化が出ることを確認しました。

その後は、脈診修練、刺鍼練習、小里方式のモデル治療を行い終了しました。
実技では”自然体の姿勢”で治療する事がどれ程大切で治療効果も違うのかを実感出来ました。

実技風景2016年3月
実技風景2016年3月

指導者研修会
例会終了後、有志で脈診の勉強会と今最もホットな時邪についての考察と実技指導
を二木先生にして頂きました。
最後まで学びの多い例会であったと思います。

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