1月の例会報告

日時 1月18日(第3日曜日)

会場 市民交流プラザ(小会議室1)
住所 草津市野路一丁目15番5号フェリエ南草津5階

研修内容 出席者点呼・会務報告

午前
10:00~10:50 難経読み合わせ 第47回 六十三難~ 中尾先生
10:50~11:00 休憩
11:00~12:00 基礎講義 第8章第5項 腎の病証と治療 岸田先生

12:00~13:00 昼食

午後
13:00~13:30 脈診修練
13:30~14:00 基本刺鍼
14:00~14:30 取穴 腎経(復溜、陰谷)
14:30~15:30 小里方式(前半)
15:30~15:40 休憩
15:40~16:40 小里方式(後半)
16:40~17:00 反省会
17:00  例会終了

17時より新年会 

【挨拶と会務報告】二木先生

にき先生の症例報告がありました。
赤ちゃんが下がってきてお腹が張り入院を勧められている現役の医師である妊婦さんに対する鍼灸治療のお話をされました。1回の施術であがったけれども、1週間経ちまた下がってきたためもう一度治療した際、両乳房に張りがあるため、乳房マッサージを指導したところ揉むたびに胎児があがってきて最初は洋梨のような感じのお腹だったのがまんまるになったということでした。

妊娠後期にはトイレ掃除や柱磨きをすることによりしゃがむ動作でふんばり、力む練習になるのでやった方がいいという指導もされたようです。

あとはやはり安産灸をするとよく、産む直前(分娩の直前)から直後までやるといいというお話でした。

【難経読み合わせ】 中尾先生

今月は難経63難と64難を中尾先生が担当されました。事前に深く調べて来られてとてもわかりやすく漢字の説明もされていました。

【基礎講義 第8章第5項 腎の病症と治療】 岸田先生

今月は岸田先生が「腎の病症と治療」について講義されました。腎の働きと病症と腎に関する証についてとても詳しくわかりやすく講義されました。ご自身の風邪の自己治療と経過について詳しくお話くださいました。

【脈診修練】

滋賀漢方では、六部定位脈診に難経五難の菽法脈診と、浮沈・遅数・虚実の八祖脈などを併せた脈診を修練しています。

【基本刺鍼】

刺さない鍼「てい鍼」での施術の仕方を練習します。基本の姿勢から鍼の持ち方、軽擦の仕方、頭の角度など細かく練習します。

【取穴】

腎経の復溜と陰谷の取穴を確認しました。

【小里方式】

4人ずつぐらいに分かれてそれぞれ何か症状のある先生が患者役になり実際に問診から証をたて治療までを行いました。聴講班も実際に治療を受けたり鍼をしたりしました。施術直後に脚のむくみが軽減し、とても驚かれていました。

例会後は新年会が行われ、会員で楽しい時間を過ごしました。

報告 森川

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