日時 2月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間 9時40分から16時55分まで
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 難経読み合わせ 第57回 八十一難とまとめ 発表:岸田先生 司会:野間先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義「第2章蔵象論 第2項 心小腸の生理と病理 1.心の生理
発表:中谷美紀先生 司会:岸田先生
12:00 昼食
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了
朝の挨拶
今月の挨拶は、二木先生でした。
はじめに愛知漢方鍼医会の渡部恵子先生がご逝去されたことを報告され、会員一同、黙祷を捧げご冥福をお祈りしました。
その後、故人との出会いや思い出話を話されました。
難経読み合わせ
今月は最後の八十一難と難経のまとめを私、岸田が発表しました。
八十一難は治療原則について書かれた難でした。原則として虚のところに瀉法を施してはならない、実のところに補法を施してはならないということを、肺と肝の臓を例に挙げて説明していました。それぞれの例を、証では何に該当するか、実際の臨床例も挙げて説明をしました。
難経のまとめは、難経の成立年代と著者とされている扁鵲について書かれた史記の『扁鵲倉公列伝』のエピソードを紹介しました。
基礎講義
今月は中谷美紀先生が発表されました。
テキストに基づき、うつ病患者の特徴やご自身が経験された治験例をお話しされました。笑いを誘う話も交えながら、楽しく講義が進められました。
午後の実技は、基礎班、研修班の区別なく合同で4班に分かれて行いました。
はじめに、奇経治療を研修しました。奇経治療は奇経腹診や八総穴の硬結の確認などで病んでいる奇経の組み合わせをみつけ、マグネキングを用いて変化が出ることを確認しました。
その後は、脈診修練、刺鍼練習、小里方式のモデル治療を行い終了しました。
例会終了後の指導者研修会では、脈診講義の予定を変更し、二木先生が検討されている治療について検証をしました。
詳しい講義内容については録音を販売しておりますので、ご利用ください。