日時 2月19日(第3日曜日)
会場 市民交流プラザ(小会議室1)
草津市野路一丁目15番5号フェリエ南草津5階
(JR琵琶湖線南草津駅東口徒歩2分程度)
電話:077-567-2355
研修時間 9時40分から16時55分まで
研修内容
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(9) 「『素問』陰陽別論(07)」 進行 野間先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義「第2章蔵象論 第6項 心包と三焦の生理と病理 1.心包の生理~3/心包と三焦に関する病理」発表:中川先生 司会:岸田先生
12:00 昼食
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 三井コテ実技披露
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了
朝の挨拶
朝の挨拶は二木先生でした。
まず、先月1月例会が大雪の為、急遽中止になった経緯の説明がありました。
昨年11月の治療室研修会で、野間先生の実技発表で使用された三井コテが使いやすく、二木鍼灸院でも さっそく取り入れて使っているとの事。
二木鍼灸院の患者さんは口コミで来られる方も多いが、「人気の鍼灸院」と聞いてこられた方がおられ、医療は技術の世界であって、人気や流行りで その後廃れるような分野ではないので、その表現は控えてもらいたいとの趣旨を患者さんに伝えた、と ご自身の見解を話されました。
素問輪読
✩『素問』陰陽別論(07) 進行: 野間先生
今回は、今でもごく一部で使われている人迎脈診の実技指導を交えながら読み進められる。
人迎脈診とは・・ 寸口脈が陰を示し、人迎脈が陽を表すとし、脈の太さを見るものである。
たいていの人は人迎の方が寸口より2~3倍の太さがある。
人迎と寸口の太さが同じくらいの場合は陽虚
人迎が寸口の3倍くらいある場合は陽実とされ、長寿脈でもある、と。
素問本文に戻り、難経の関係する経と照らし合わせながら、読み進められました。
基礎講義
☆基礎講義「第2章蔵象論 第6項 心包と三焦の生理と病理 発表:中川先生
「心包、三焦」は現代医学にはない概念であり、東洋医学独特の発想で説明の難しい所である為、
かみ砕いて、丁寧に解説されました。
<午後>
奇経治療の実技を3班に分かれて実施。
一通り終えた後、朝の挨拶で紹介された「三井コテ」の実演があり、メンバーがそれぞれ受け手と施術者を体験する。
その後、基礎班と研修班に分かれて、改めて小里方式の実技演習。
17時~
有志で集まって指導者研修会を行う。
報告者:木下ゆかり