日時 8月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間 9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(29) 離合真邪論(27) 進行:岸田先生
10:45 治験発表 発表:二木先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第7項気血津液論」 発表:橋上先生 司会:山森先生
12:00 昼食
午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手太陽小腸経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
挨拶 二木先生
時事感想に始まり、伝統鍼灸学会での実技交流の中で脈診を中心に証を立てているのは漢方鍼医会と東洋はり医学会くらいであり、他会は補助程度であることを知ったこと。
地蔵盆の休みを利用して師匠のところへ行き、師匠を誘って、自分が若い頃になかなか行けなかったおでん屋に行ったこと。
最後に、最近改良を加えた時邪を利用した切り分けツールの話をして話を結びました。
素問輪読 離合真邪論(27) 進行:岸田先生
まず概要として、この篇が経脈に邪が入ったときの診察と治療を述べたもので、大きく三つのパートからなっていることを述べ、注釈を入れながら輪読を進めました。
また、テキストでわかりにくいところは原文を掲げ、自らの意見を披瀝しながらのわかりやすい講義でした。
治験発表 「十二指腸潰瘍から来ていた首の痛み」発表:二木先生
首の痛みを訴える40歳男性。脈診と腹診によって十二指腸潰瘍の存在を見破り、脾虚陽虚証で3回治療して治癒した症例を発表しました。
基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第7項気血津液論」 進行:橋上先生
1回では収まりきらない内容ではありましたが、フロアの先生達の助けを借りつつ、わかりにくいところはテキストの関連箇所や他文献を適切に引用しながらのわかりやすい講義でした。
実 技
今月は出席者が少なかったので、基礎班・研修班合同とし、2班に分かれ、奇経治療、取穴(手太陽小腸経)、基本刺鍼、小里方式を行いました。
指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。
内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。
担当:山森伸樹