日時 11月17日(第3日曜日)
場所 脈診流にき鍼灸院
℡0749-26-4500
研修時間 10時30分~16時45分 治療室例会
研修内容
午前
10:30 挨拶・自己紹介
臨床公開
12:00 昼食
午後
13:00 小児はりの実技公開
14:00 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:45 例会終了
17時より懇親会
今回は初の試みとなる三河と滋賀が合同での治療室例会でした。
午前は簡単な自己紹介の後ジャンケンで臨床公開公開者を決定しました。
結果、術者は1班が橋上先生、2班は山森先生、3班は二木先生となりました。
モデル患者はそれぞれ満永先生、野間先生、平松先生となり、普段通りの臨床を公開して頂きました。
主訴は満永先生が手首の痒み、野間が右目の痛み、平松先生が飛蚊症と肩の痛みでした。
普段通りにそれぞれの先生方が診断し、満永先生には脾虚証で剛柔選穴の陽陵泉、野間先生は肝虚で曲泉、平松先生には肝虚で曲泉で本治法を行いました。
標治法では橋上先生は知熱灸も使用する等、各先生方の治療スタイルの違いが見えて参考になったと思います。
午後からは森野先生による誰でも出来る森の式小児鍼というタイトルで理論実技の公開でした。
オリジナルのていしんの公開や手技についても細かい説明をして下さいました。
アトピー、とびひ、夜泣き、匂いに敏感すぎる、よだれが止まらない等実際に鍼灸院に来院した患者さんの説明と実技でした。
母親の主訴が子供の主訴とは限ら無い事。本当の原因を、肌の色、尺皮の状態、脈等から判別し、漢方鍼の考えに沿ってそっと皮膚に触れながら治療するだけで諸症状が改善された手技を
説明しながら公開、非常に勉強になりました。
その後各班に分かれて小里方式で研修しました。
それから会場を移して懇親会でした。
料理も美味いし、例会中では聞ききれなかった質問もドンドン飛び交って非常に盛り上がりました。
内容が非常に濃い一日でした。
報告者:野間