12月治療室例会

治療室例会

日時 平成24年12月16日(日曜日)10:30~16:45

内容

午前 10:30~12:00
取穴

昼食休憩 12:00~13:00

午後 13:00~16:45
前半:井上利和先生、大野沙織先生による臨床実技公開
後半:岸田美由紀先生、小林久志先生、二木清文先生による臨床実技公開
小児はり、小里

午前は小林久志先生による会長挨拶から始まり、参加者の自己紹介がありました。

昨年も代表の二木先生の治療室を借りて治療室例会が実施されました。今回は聴講生や外部の先生を含め総勢30名近くとにぎわいました。

午前は基礎班、研修班合同で3つの班に分かれて取穴(肺・腎経)を行いました。

聴講班は中谷先生、二木先生が担当してくださいました。

 

お昼休憩を挟み、臨床実技公開が行われました。

まずは開業して間もない井上先生、大野先生の実技公開からはじまりました。病理考察は右往左往しながらも決定後に迷うシーンもあり、時間オーバーで一呼吸の時間が与えられました。

その間に岸田先生、小林先生、二木先生の実技公開が行われました。

本治法の後、漂治法に入るまでの20分間の間は小児はりの実演が行われました。

小児はりの後は実技公開の漂治法が行われました。

途中で止まった新人組の実技公開も無事最後まで終えることができました。

今回はベテランの技と新人の不慣れなぎこちない考察と、二つの興味深い実技公開を拝見することができました。

休憩を挟み、グループ班に分かれての小里方式を行いました。

聴講は引き続き中谷先生、二木先生が担当くださいました。

同じ病理考察が出来たとしても、同じ証を立てたとしても、ツボひとつ正確に取れなければ、それは全く別物のものとなるということを肌で感じた治療室例会でした。ミリ単位で修正の入る指導に追いつけ追い越せで、それぞれに目標を立てた日となりました。

 
 

例会の後は近くの居酒屋さんで忘年会が開かれ有意義な時間となりました。普段話せない先生方との会話や無礼講が許されたお酒の席は笑いが耐えない時間でした。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。今月は草津でお待ちしております。

                 報告ページ担当 大野沙織