2020年2月の例会報告

日時 2月16日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間 9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40 会務報告
10:00 臨床あれこれ 発表:小林先生 司会:山森先生
10:30 症例検討&実演 「耳鳴り・頭鳴り」 司会:岸田先生
12:00 昼食
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2020年2月

朝の挨拶は小林先生でした。今年の冬は雪が少なく雪かきをしなかったこと、新型コロナの広がりについてお話しされた後、お亡くなりになられた野村監督の話をされました。著書の「運鈍根」に書かれた「運・鈍・根」(運:勝ちをつかむ努力、鈍:当たり前のことを当たり前にする、根:やらなければいけないことを続ける)の説明をしていただきました。それから開業してから7~8年頃に起きた出来事によって鍼灸師をやめようと思ったこと、野村監督の「運鈍根」と同様の言葉を父親からもらって立ち直れた経験を話されました。

臨床あれこれ

臨床あれこれ2020年2月

臨床あれこれの発表は小林先生でした。私が鍼灸師になるきっかけというテーマでお話をされました。小学生の頃は医者になりたかったこと、中学2年の時にベーチェット病を発症し、ステロイドの副作用に苦しんだこと、倒れて一時、寝たきり状態になったこと、高校入学しばらくしてから両目とも失明し、盲学校に入学してから二木先生と出会ったことを話され、そして今している治療のこと、この気を扱う経絡治療を学べてよかったことを話されました。

症例検討&実演 「耳鳴り・頭鳴り」

症例検討&実演2020年2月(1)
症例検討&実演2020年2月(2)
症例検討&実演2020年2月(3)
症例検討&実演2020年2月(4)

司会は岸田先生でした。はじめに座学で耳鳴り・頭鳴りの説明と質疑応答をし、その後、座学の中で出た実技の実演をしました。

実技

実技は午後から奇経治療、脈診修練、基本刺鍼、小里方式を行いました。

報告者:岸田美由紀

2020年1月の例会報告

日時 1月19日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(32) 陽明脈解篇(30)~熱論(31) 進行:中川先生
10:45 治験発表 発表:中尾先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義第2章第1項 肝・胆の生理と病理(2)応用 発表:二木先生 司会:岸田先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手厥陰心包経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

@◆挨拶 二木先生
 今回は時事感想を省いて本題に入りました。
ここ数ヶ月取り組んでいることとして、時邪を応用した切り分けツール、ナソ部を利用した選経・選穴の確認法に始まり、本部から再考を依頼された奇経治療について、再考の過程や施術法について話し、話を結びました。

@◆素問輪読 中川先生
 「陽明脉解篇」では、胃経が病んだときのいろいろな症状について、「血氣形志篇」や「診要經終論篇」、「陰陽別論篇」などを引用しつつわかりやすい講義でした。
 「熱論篇」では、傷寒論との比較や薬方の話など、興味深い講義でした。

@◆治験発表 中尾先生
 「尿路上皮癌(膀胱癌再発)による排尿障害」と題して膀胱癌再発の手術後、排尿コントロールが効かなくなったという81歳男性を八割方回復させることができた症例を発表しました。

@◆基礎講義 二木先生
 「肝胆の生理・病理(応用編)」ということで、症例を交えて臨床経験を話されました。

@◆実 技
今回は、基礎班、研修班合同とし、3班に分かれて取穴、脈診習練、小里方式を行いました。

@◆新年会
例会終了後、会場近くの居酒屋「魚民」で新年会を開催しました。あれやこれやと話に花が咲き、大いに盛り上がりました。

2019年12月の例会報告

日時 12月15日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容 出席者点呼・会務報告

10:00 治験発表 発表:小林先生 
10:45 素問輪読(31) 太陰陽明論(29) 進行:藤崎先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義第2章第1項 肝・胆の生理と病理(1)基礎 発表:横島先生 司会:山森先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足少陰腎経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2019年12月
朝の挨拶2019年12月

今月の担当は小林先生でした。
始めに元号が平成から令和に変わったことや、消費税が10%に上がったこと、ワールドカップラグビーで盛り上がったこと、台風災害など、今年になってからあったことを話されました。最後に奇経治療をどのように判断し、治療しているかを話されて締めくくりました。

治験発表

治験発表2019年12月
治験発表2019年12月

今月の担当は小林先生でした。「胆嚢ガンの術後の原因不明の側腹痛に対する1治験」とのタイトルで、ご自分の母親の治験例を発表されました。

素問輪読

dav
dav

今月の担当は、藤崎先生でした。太陰陽明論(29)は、脾と胃の関係が示された篇で、順番に本文を読んでいき、質疑応答をしながら進めていきました。

基礎講義

基礎講義2019年12月
基礎講義2019年12月

今月の担当は、横島先生でした。テキストの漢方鍼医基礎講座に沿いながら、説明をしていただきました。

実技

実技 奇経治療(1)2019年12月
実技 奇経治療(1)2019年12月

実技 奇経治療(2)2019年12月
実技 奇経治療(2)2019年12月

実技風景2019年12月
実技風景2019年12月

実技は研修班2班、基礎班1班に分かれ研修をしました。
はじめの奇経治療では、基礎班、研修班共に二木先生提案の奇経治療の実技をしました。今までしていた奇経治療のように異種金属を用いて調整するものではなく、単一金属(銅、真鍮)を使って対応する八総穴に施術していくものでした。

その後は、基礎班と研修班に分かれ、足の少陰腎経の取穴、基本刺鍼、小里方式をしました。

内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

報告者:岸田美由紀

2019年11月の例会報告

日時 11月17日(第3日曜日)
場所 脈診流にき鍼灸院
℡0749-26-4500

研修時間 10時30分~16時45分 治療室例会

研修内容
午前
10:30 挨拶・自己紹介
        臨床公開

12:00 昼食

午後
13:00 小児はりの実技公開 
14:00 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:45 例会終了
17時より懇親会

臨床公開2019年11月(1)
臨床公開2019年11月(1)

臨床公開2019年11月(2)
臨床公開2019年11月(2)

臨床公開2019年11月(3)
臨床公開2019年11月(3)

小児はり実技公開2019年11月(1)
小児はり実技公開2019年11月(1)

小児はり実技公開2019年11月(2)
小児はり実技公開2019年11月(2)

小里方式2019年11月
小里方式2019年11月

今回は初の試みとなる三河と滋賀が合同での治療室例会でした。

午前は簡単な自己紹介の後ジャンケンで臨床公開公開者を決定しました。

結果、術者は1班が橋上先生、2班は山森先生、3班は二木先生となりました。

モデル患者はそれぞれ満永先生、野間先生、平松先生となり、普段通りの臨床を公開して頂きました。

主訴は満永先生が手首の痒み、野間が右目の痛み、平松先生が飛蚊症と肩の痛みでした。

普段通りにそれぞれの先生方が診断し、満永先生には脾虚証で剛柔選穴の陽陵泉、野間先生は肝虚で曲泉、平松先生には肝虚で曲泉で本治法を行いました。

標治法では橋上先生は知熱灸も使用する等、各先生方の治療スタイルの違いが見えて参考になったと思います。
 
午後からは森野先生による誰でも出来る森の式小児鍼というタイトルで理論実技の公開でした。

オリジナルのていしんの公開や手技についても細かい説明をして下さいました。

アトピー、とびひ、夜泣き、匂いに敏感すぎる、よだれが止まらない等実際に鍼灸院に来院した患者さんの説明と実技でした。

母親の主訴が子供の主訴とは限ら無い事。本当の原因を、肌の色、尺皮の状態、脈等から判別し、漢方鍼の考えに沿ってそっと皮膚に触れながら治療するだけで諸症状が改善された手技を

説明しながら公開、非常に勉強になりました。

その後各班に分かれて小里方式で研修しました。

それから会場を移して懇親会でした。

料理も美味いし、例会中では聞ききれなかった質問もドンドン飛び交って非常に盛り上がりました。

内容が非常に濃い一日でした。

報告者:野間

2019年10月の例会報告

日時 10月20日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(202号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 臨床あれこれ 発表:橋上先生 司会:山森先生
10:30 症例検討&実演 「頭痛」 司会:岸田先生
     休憩は随時5分
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

◆挨拶 二木先生

朝の挨拶2019年10月
朝の挨拶2019年10月

時事感想として、ラグビーW杯、台風19号、消費増税などの話に始まりました。
次いで近況として、キャッシュレス決済での自身の失敗談と続き、来月の治療室例会の案内で話を結びました。

◆臨床あれこれ 橋上先生

臨床あれこれ2019年10月
臨床あれこれ2019年10月

 漢方鍼医会会長である隅田先生の治療室で開かれている水曜研究会に講師として招かれたときの話でした。自分の考えを人に伝えるのは難しい、と改めて感じたとのことでした。

◆症例検討&実演

症例検討&実演(1)2019年10月
症例検討&実演(1)2019年10月

症例検討&実演(2)2019年10月
症例検討&実演(2)2019年10月

症例検討&実演(3)2019年10月
症例検討&実演(3)2019年10月

1)岸田先生による頭痛の概要説明
 頭痛には一次性と二次性があり、鍼灸院では一次性頭痛が多いと思われること。危険な頭痛の鑑別点などを説明がありました。

2)頭痛を主訴とする患者は?
開業している先生達からコメントがありました。それぞれ現状は異なるものの、頭痛を主訴とする患者は多いということでした。

3)治療法について
督脈を調製する、偏頭痛圧痛点を目標に遠道刺、側頸部の緊張を取る、ゾーン処置など、開業している先生達を中心に様々な治療法が示されました。

4)自身の経験
偏頭痛、群発頭痛、緑内障による頭痛を経験された先生が自身の経験を語りました。

5)実技公開
側頸部の緊張をとる方法として、二木先生より施術部位とその触り方、てい鍼の当て方などの手ほどきを受けた後、会員同士で練習しました。途中、施術のタイミングなど活発な質疑応答がなされました。

◆実 技

実技風景(1)2019年10月
実技風景(1)2019年10月

実技風景(2)2019年10月
実技風景(2)2019年10月

今月は、基礎班・研修班合同とし、2班に分かれて、奇経治療、基本刺鍼、小里方式などを行いました。

◆指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

報告者;山森伸樹

2019年9月の例会報告

日時 9月15日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(302号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容 
午前
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(30) 通評虚実論(28) 進行:横島先生
10:45 治験発表「寛解までに5ヶ月もかかってしまった右肩関節痛」発表:山森先生
11:05 休憩
11:10 滋賀夏期研に向けての話し合い 司会:岸田先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足太陽膀胱経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2019年9月
朝の挨拶2019年9月

朝の挨拶は小林先生でした。天候不順で体調を崩す人が多いこと。台風15号による千葉県の停電被害など、想定外の災害が増えてきたことを話されました。次に体調が優れない中、参加した第24回大阪夏期研では、2日目にひどく体調を崩し、心配してきてくださった二木先生や大阪の森本先生の治療を実際に受けることができ、実技に参加することはできなかったが、得るものがあったと話されました。

素問輪読

素問輪読2019年9月
素問輪読2019年9月

素問輪読は「通評虚実論第二十八」で、担当は横島先生でした。まとまりのない難しい篇でしたが、用語や理解しにくい文章は、今まで学んできた知識で説明してくださり、分かりやすい講義でした。

治験発表

治験発表2019年9月
治験発表2019年9月

「寛解までに5ヶ月も掛かってしまった肩関節痛」というタイトルで、担当は山森先生でした。逆立ちをしてから右の肩関節を傷めた患者の症例でした。患者は来院するまで、整骨院にて電気治療と運動療法を1年間続けたが効果がなく来院したとのことでした。当初3ヶ月で治癒できると見込んでいたものが、5ヶ月もかかってしまい、やはり予後予測は難しいと話されました。発表後、瀉法鍼の使い方について、活発なフロアとの質疑応答がありました。

滋賀夏期研に向けての話し合い

滋賀夏期研に向けての話し合い2019年9月(1)
滋賀夏期研に向けての話し合い2019年9月(1)

滋賀夏期研に向けての話し合い2019年9月(2)
滋賀夏期研に向けての話し合い2019年9月(2)

大阪夏期研が終了し、3年後の滋賀夏期研に向けての話し合いをしました。司会は私、岸田がしました。まず、大阪夏期研でテーマとなった名古屋の陰陽調和の鍼と大阪の陰陽調和の瀉法について質問し、どのように取り組んでいくか、滋賀夏期研のテーマについて考えました。

実技

実技風景2019年9月(1)
実技風景2019年9月(1)

実技風景2019年9月(2)
実技風景2019年9月(2)

実技風景2019年9月(3)
実技風景2019年9月(3)

実技は基礎班1班と研修班2班に分かれて、それぞれ行いました。

内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

担当:岸田美由紀

2019年8月の例会報告

日時 8月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(29) 離合真邪論(27) 進行:岸田先生
10:45 治験発表 発表:二木先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第7項気血津液論」 発表:橋上先生 司会:山森先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手太陽小腸経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会

  挨拶 二木先生

朝の挨拶2019年8月
朝の挨拶2019年8月

 時事感想に始まり、伝統鍼灸学会での実技交流の中で脈診を中心に証を立てているのは漢方鍼医会と東洋はり医学会くらいであり、他会は補助程度であることを知ったこと。
 地蔵盆の休みを利用して師匠のところへ行き、師匠を誘って、自分が若い頃になかなか行けなかったおでん屋に行ったこと。
 最後に、最近改良を加えた時邪を利用した切り分けツールの話をして話を結びました。

  素問輪読  離合真邪論(27) 進行:岸田先生

素問輪読2019年8月
素問輪読2019年8月

 まず概要として、この篇が経脈に邪が入ったときの診察と治療を述べたもので、大きく三つのパートからなっていることを述べ、注釈を入れながら輪読を進めました。
 また、テキストでわかりにくいところは原文を掲げ、自らの意見を披瀝しながらのわかりやすい講義でした。

  治験発表 「十二指腸潰瘍から来ていた首の痛み」発表:二木先生

症例発表2019年8月
症例発表2019年8月

 首の痛みを訴える40歳男性。脈診と腹診によって十二指腸潰瘍の存在を見破り、脾虚陽虚証で3回治療して治癒した症例を発表しました。

  基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第7項気血津液論」 進行:橋上先生

基礎講義2019年8月
基礎講義2019年8月

 1回では収まりきらない内容ではありましたが、フロアの先生達の助けを借りつつ、わかりにくいところはテキストの関連箇所や他文献を適切に引用しながらのわかりやすい講義でした。

  実 技

実技風景2019年8月
実技風景2019年8月

 今月は出席者が少なかったので、基礎班・研修班合同とし、2班に分かれ、奇経治療、取穴(手太陽小腸経)、基本刺鍼、小里方式を行いました。

  指導者研修会
 例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

担当:山森伸樹

2019年7月の例会報告

日時 7月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(302号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 臨床あれこれ 発表:津田先生 司会:岸田先生
10:30 症例検討&実演 「膝関節疾患について」 司会:岸田先生
12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2019年7月
朝の挨拶2019年7月

朝の挨拶は、二木先生が担当されました。はじめに4月の本部、荒川緑先生の講演を受けて、経絡が求心性か循環性かの議論についてご自分の考えを披露され、治療に生かしていることを話されました。最後にアゴの腫れを訴えてきた患者の治験を発表されました。

臨床あれこれ

臨床あれこれ2019年7月
臨床あれこれ2019年7月

臨床あれこれの担当は津田先生でした。鍼灸医学における経絡治療の位置づけから始まり、病発症の機序を資料を使いながら説明していただきました。

症例検討&実演「膝関節疾患について」

症例検討&実演「膝関節疾患について」2019年7月
症例検討&実演「膝関節疾患について」2019年7月

今回のテーマは膝関節疾患についてでした。司会は岸田が担当しました。先ず座学では、膝痛を訴える患者が来院したときどうするかを、各先生順番にお聴きしそれぞれ診方と治療を語っていただきました。話された話しからさらに参加者間で活発な質問や意見のやりとりがありました。次の実演では、その日、膝に不調のある先生をモデルに、症状を聴き、皆で診察の仕方や本治法、標治法を考え治療しました。

実技風景

実技風景(1)2018年7月
実技風景(1)2018年7月

実技風景(2)2019年7月
実技風景(2)2019年7月

今月は、基礎班1班、研修班2班に分かれて、奇経治療、脈診修練、基本刺鍼、小里方式の実技を行いました。

内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

担当:岸田美由紀

2019年6月の例会報告

日時 6月16日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(28) 八正神明論(26) 進行:小林先生
10:45 治験発表 発表:橋上先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第5項虚実と補瀉~第6項邪正論と精気神論」 発表:中川先生 司会:山森先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手少陰心経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

◆挨拶 小林先生

朝の挨拶2019年6月
朝の挨拶2019年6月

 自身の近況報告に始まり、開業30年にして、東洋はり医学会の重鎮であった柳下登志夫先生の「鍼は刺すものではなく引くもの」の意味がわかってきたこと、治療に当たっては三点セットを確認することが大切であることを述べ、最後に、最近の本部の学術について、皆が共有できるように整理してほしいとの希望を述べて話を結びました。

◆素問輪読(28) 八正神明論(26) 進行:小林先生
 フロアの先生達に本文を読んでもらいながら、自らの臨床経験を披瀝しつつのわかりやすい講義でした。
 中でも、治療家の実力が問われるのは誤治を起こしたとき、との話が印象的でした。

◆治験発表 心虚による肩背部のこりの一症例

治験発表2019年6月
治験発表2019年6月

今月は橋上先生の担当で、慢性的な肩背部のこりが証を心虚証に切り替えたことで改善した症例を発表されました。予定時間を超えて活発な質疑応答が交わされました。

◆基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第5項虚実と補瀉~第6項邪正論と精気神論」 発表:中川先生

基礎講義2019年6月
基礎講義2019年6月

 フロアの先生たちに本文を読んでもらいながら、文献を適切に引用しながらのわかりやすい講義でした。

◆実技

実技風景2019年6月(1)
実技風景2019年6月(1)

実技風景2019年6月(2)
実技風景2019年6月(2)

実技風景2019年6月(3)
実技風景2019年6月(3)

 今月は、聴講班を岸田先生が、基礎班を私が、研修班を二木、小林の両先生がそれぞれ担当し、奇経治療、取穴(手少陰心経)、脈診習練、基本刺鍼、小里方式を行いました。

◆指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

担当:山森伸樹

2019年5月の例会報告

日時 5月19日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容 
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(27) 血気形志篇(24) 進行:山森先生
10:45 治験発表 発表:岸田先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第1項陰陽論~第2項五行論」 発表:藤崎先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足太陰脾経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2019年5月
朝の挨拶2019年5月

朝の挨拶は二木先生でした。令和初めての例会であることから始まり、世界情勢や日産、アップル、そして現在の漢方鍼医会の事について話されました。

素問輪読

素問輪読2019年5月
素問輪読2019年5月

素問輪読は血気形志篇(24)と宝命全形論(25)を山森先生が担当されました。
どちらの篇も会員が順番に読んでいき、適宜区切りを入れて、山森先生が解説や自分の臨床経験を話されました。

治験発表

治験発表2019年5月
治験発表2019年5月

治験発表は私、岸田が担当し、「寝違いによる頸肩部痛の一症例」として発表しました。
初回のドーゼオーバーによって一時悪化させてしまった後に治癒した症例で、発表後は活発な質疑応答がありました。

基礎講義

基礎講義2019年5月
基礎講義2019年5月

基礎講義は漢方鍼医基礎講座のテキストを使い、今回からまたはじめに戻って「第1章 漢方医学の基本概念 第1項陰陽論~第2項五行論」をしました。担当は藤崎先生、司会は岸田がしました。
陰陽の基本的な性質を、他の資料も使いながらわかりやすく説明をしていただき、また相撲や神社の屋根の話しなど興味深いも話しもあり、楽しく受けることができました。五行も同様に基本的な性質の説明をわかりやすく説明していただきました。
 
実技

実技2019年5月
実技2019年5月

実技は聴講班、基礎班、研修班の3つに分かれ、それぞれの内容に従って研修を行いました。

担当;岸田美由紀