12月の例会報告

平成25年12月15日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  崎山先生

「基礎講座」  鶴留先生

「気功指導」  中尾先生

午後 菽法脈診の修練、取穴、基本刺鍼、小里方式

 

午前は二木清文先生による代表挨拶から始まりました。

会員のリクエストがあり、臨床報告を聞く機会が増えました。今回は顔面けいれん2例を挙げてくださいました。臨床経験のない会員や、臨床年数が浅い会員にとっては、今後遭遇するであろう患者さんの予習にもなり、とても参考になります。ノートにメモを取る姿、質疑も以前より増え、聞くだけ、受け取るだけだった午前中の講義が活発になってきました。

午前最初の講義は、崎山先生による「難経読み合わせ」でした。崎山先生

今月は48,49難の読解進行をしていただきました。

次に鶴留先生による基礎講座「診察法」でした。鶴留先生

午前の最後は、中尾先生の気功指導がありました。気功風景

午後の実技は菽法脈診の確認・修練、取穴を行いました。二木先生指導中取穴

 

次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼を行いました。全体風景

はりと刺し指を一体にする様子

つい、鍼を持とうとし、指に力が入り過ぎているケースが多いということで、刺し手に鍼を乗せてほぼ垂直まで指先の角度を床へ向けても鍼が落ちない位ソフトに鍼を持つということを教わりました。

つづいて基礎班と研修班合同で、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。小里風景

 

聴講班は鶴留先生が担当くださいました。

聴講

 

例会の後は指導者研修会がありました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織