2018年7月の例会報告

日時 7月15日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 臨床あれこれ 発表:藤崎先生、司会山森先生
10:30 症例検討&実演 テーマ:アトピー性皮膚炎 司会:岸田先生
  (休憩は随時)
12:00 昼食
午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 尺膚診の診方
13:30 奇経治療
14:00 取穴 手少陽三焦経
14:30 基本刺鍼
15:00 小里方式(前半)
15:50 休憩
16:00 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

挨拶 二木先生

朝の挨拶2018/07/15
朝の挨拶2018/07/15

はじめに時事感想として、6月の大阪北部地震と7月の西日本豪雨について思うところを述べました。
次いで、アンプの買い換えが話題になっているということで、研修会の録音方法の変遷について話されました。
オープンリールからカセットテープへ、CDRへの書き込み、ICレコーダによる録音とネットでの配信など、数十年の変遷には、ある種の感慨を覚えます。
特に印象的だったのは、オープンリールのデッキを背負って東洋はり医学会の月例会に参加していたという香取利雄先生の話でした。

臨床あれこれ 藤崎先生

臨床あれこれ2018/07/15
臨床あれこれ2018/07/15

 皮膚について」と題して、治療家として関わりの深い皮膚について発表しました。はじめに、皮膚の概要を述べ、次に、皮膚は音や光、更に味覚をも感じているら
しいなどの研究事例から、皮膚が単に身体保護と感覚をつかさどるだけの存在ではないことを説明して話を結びました。

症例検討&実演 アトピー性皮膚炎

症例検討&実演2018/07/15
症例検討&実演2018/07/15

フロアからの質問にベテラン先生達が経験談を披瀝する形で進みました。

以下、質問と回答の要旨。
①アトピー性皮膚炎の標治法として補的散鍼と瀉的散鍼のどちらがいいか?
アトピーの熱は虚熱なので衛気を補って陽気を巡らせるのがよい。証は脾虚または肺虚肝実証が多く、標治法としては特別なことはしていない。

②ストレスを持っている患者にどう対応するか?
二木先生は、物事時間が解決してくれることが多い。ストレス解消法をいくつか持っておくのがよいと。私は、ストレスは身体に何らかの反応を引き起こす。例
えばかみしめなど。

③自分は乾燥肌ですがサウナで汗を出すのはどうか?
サウナで汗をかくのが気持ちいいか確かめてみるのがよい。
後半は、私が②で少し話をした「かみしめ」の見方と治療を実演しました。

臨時総会  議長:小林先生
アンプの買い換えを議題に臨時総会を開催しました。小林先生から買い換え理由
が説明され、全会一致で買い換えが承認されました。

実技

実技風景2018/07/15
実技風景2018/07/15

今月は三連休の中日で出席者が少なかったので、研修班を二つ作り、奇経治療、
取穴、脈診習練、小里方式を行いました。