9月の例会報告

日時 9月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
研修時間  9時40分から16時55分まで

午前
10:00~11:00 基礎講義 「第8章第3項 脾の病症と治療」 水戸先生
11:00~11:10 休憩
11:10~12:00 難経読み合わせ 第44回 五十八難~ 堀江先生

12:00~13:00 昼食

午後
13:00~13:30 脈診修練
13:30~14:00 基本刺鍼
14:00~14:30 取穴 心経(神門、少海)
14:30~15:30 小里方式(前半)
15:30~15:40 休憩
15:40~16:40 小里方式(後半)
16:40~17:00 反省会
17:00  例会終了

今月は夏期研終了後、初めての通常例会となりました。先月までのやや緊張感が漂う雰囲気とは違い、どの先生もどことなくホッとしたような感じでした。

午前の講義は基礎講義から始まりました。内容は「脾の病証と治療」、担当は水戸先生でした。はじめに脾の病症の説明をされました。脾の病理から症状を説明していただき、なぜ症状が起こるのかがわかりやすかったです。そのあと、脾の4つある証を説明されました。先生の臨床経験を交えて話され、証と症状とのつながりがよく理解できました。

次に難經読み合わせでした。今月は五十八難からで、堀江先生の担当でした。たくさんの資料を調べて五十八難の説明を丁寧にされました。この難は3つの部分から構成されていて、はじめは広義の傷寒について、2番目は治療法の適応について、3番目は皮毛、肌肉、骨に病邪があるときの症状について書かれていました。難経は短い文章で綴られていて、わかりにくいところも多いです。しかしたくさんの資料から解説されていたので、わかりやすく解釈にも様々ある事がわかり大変勉強になりました。

午後は脉診修練、基本刺鍼、取穴と行い、小里方式は基礎班1班と研修班3班に分かれて実技を行いました。

例会終了後は、夏期研の反省会&打ち上げで今夏期研の反省をした後、大いに楽しみ盛り上がりました。

報告者:岸田美由紀