日時 6月19日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間 9時40分から16時55分まで
研修内容 出席者点呼・会務報告
午前
10:00 素問輪読(3) 進行 岸田先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義「第2章蔵象論 第3項 脾胃の生理と病理 2.胃の生理 3.
脾胃に関する病理
発表:原先生 司会:野間先生
12:00 昼食
午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴(足太陽膀胱経)
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了
朝の挨拶 小林先生
冒頭、視覚障害者の暮らしについてあれこれと話されました。
次いで漢方鍼医会は視覚障害者と晴眼者が共に学ぶ会である。視覚障害者は感
覚の鋭い人が多い。晴眼者は観て覚えることができる。互いの長所を生かし合っ
て勉強ができるいい会だ、との話があり、最後に8月に開催される夏期研修会へ
の参加を呼びかけて挨拶を結びました。
![素問輪読2016年6月](http://www.shigakanpou.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/DSCF2199-300x225.jpg)
素問輪読 第3回(岸田先生)
生気通天論篇第三
人が天寿を全うするためには天の気(五運六気)を弁え、四季に応じた養生を
すること。これを守らないと陽気がその在り場所を違えて病気になること。五臓
を養うためには五味をバランスよく摂ることを述べています。
これを読むと、現代の便利で豊かな生活がいかに天地自然から逸脱したもので
あるかを痛感させられます。
![基礎講義2016年6月](http://www.shigakanpou.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/DSCF2202-300x225.jpg)
基礎講義(原先生)
今回は「胃の生理から」始まりました。
初めは『鍼灸重宝記』などに記されている胃の大きさや重さを現代の単位に直し
ての解説。現代の単位に直すとやはりわかりやすいなと思いました。
また、テキスト中にある古典からの引用部分は、その前後の部分をも補足して
解説を加えていたので非常にわかりやすかったです。
![実技風景(1)2016年6月](http://www.shigakanpou.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/DSCF2203-e1468627929641-225x300.jpg)
![実技風景(2)2016年6月](http://www.shigakanpou.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/DSCF2205-300x225.jpg)
![実技風景(3)2016年6月](http://www.shigakanpou.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/DSCF2207-300x225.jpg)
実技
今月は出席者が少なく、加えて基礎班がなかったので、聴講班を中谷美紀先生
が、研修班を二木先生と岸田先生がそれぞれ担当しました。
臨床的自然体を意識して取穴するとわずかな姿勢の違いで身体への影響力が変
化します。取穴する側の姿勢が苦しいと三点セットが悪化し、姿勢が楽になると
改善します。独りではできない習練なので非常に有意義でした。
指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。
報告者 山森伸樹