2019年4月の例会報告

日時 4月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
10:00 総会
10:30南谷旺伯先生の講演、実技公開
12:30 昼食
<研修班>13:00~16:40
13:30 奇経治療
14:00 脉診修練
14:30 基本刺鍼
15:00 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

今月は年度初めの例会ですので、総会から始まりました。
事業報告、会計報告、今年度の事業報告、予算報告、役員選出と進み順調に終わりました。

総会2019年4月
総会2019年4月

それから特別企画として岐阜在住で井上恵理先生の最後の内弟子として知られる南谷旺白先生の講演実技公開が行われました。ご高名な先生ですので、名古屋や神戸等遠方からも聴講に来られた方もおられました。
井上恵理先生は岡部素道先生、竹山晋一郎先生らと共に“経絡治療”という言葉を創唱された方です。
井上先生の元で修行された頃の様子や、ご自身の治療スタイル“散ずる鍼”の生まれたきっかけ等を話されました。
今の時代とは違って鍼灸についての理論、言葉の定義等がまだまだ確立されていなかった様で、本当に苦心しながら技術を習得された事がよくわかるお話でした。また南谷先生は参加者一人一人に自分の手技を実際にやってみせて下さいました。
その後参加者からの質疑応答が行われました。

続いて実技公開でした
モデル患者に腰痛がある石田先生が選ばれ、問診、手技を見せて下さいました。
非常に軽やかで全く鍼を刺さない不思議な感じのする治療でした。
治療後腰痛も軽くなったようでした。
刺さない鍼という意味ではテイシンと同じですが、随分と違う印象でした。
終始にこやかで楽しい雰囲気の南谷先生でした。

南谷先生講演会「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(1)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(1)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(2)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(2)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(3)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(3)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(4)
南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(4)

昼食を挟んで実技研修を行いました。
普段とは違うメンバーの参加でいつもの実技とは違う雰囲気で多いに刺激になったと思います。

実技(1)2019年4月
実技(1)2019年4月
実技(2)2019年4月
実技(2)2019年4月

その後はお楽しみの懇親会でした。
豆腐料理のフルコースで名古屋漢方の先生方も参加されて大いに語り、盛り上がった懇親会であったと思います。

報告者 野間