2月の例会報告

平成26年2月16日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

「夏期研修に向けて・基本刺鍼の確認」二木先生、小林先生

「臨床あれこれ」  生内先生、安江先生

「気功指導」  中尾先生

午後 菽法脈診の修練、取穴、夏期研修の実技確認、小里方式

 

午前は二木先生による代表挨拶から始まりました。

次に、夏期研修会に向けての基本刺鍼の確認、鍼の持ち方を二木先生、小林先生より指導がありました。

午前の講義は生内先生、安江先生による「臨床あれこれ」でした。

生内先生

安江先生

午前は、中尾先生の気功指導がありました。

 

午後の実技は菽法脈診の確認・修練、取穴、夏期研修の実技確認を行いました。

取穴風景取穴風景2

夏期研修にむけての実技確認

夏期研修にむけて実技確認

 

つづいて基礎班と研修班合同で、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。小里風景2

小里風景3

 

例会の後は指導者研修会があり、今年の夏期研修に向けて実技の確認をしました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

1月の例会報告

平成25年1月19日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  石田先生

「基礎講座」  二木先生

「気功指導」  中尾先生

午後 菽法脈診の修練、取穴、基本刺鍼、小里方式

 

午前は小林先生による会長挨拶から始まりました。

音と人間の生命の響き、波動、自然界の気についてのお話から、鍼灸治療の話につながりました。気というのは外と中と出入りしているものだから、100%気を補えることは出来ないかもしれないけれど、それを「ささないはり」でやってしまうことが凄いことだと改めて実感したということでした。今年の夏期研修では、今までやってきたことの集大成を実現することで、何一つ不要なものはないと激励のお言葉がありました。

午前最初の講義は、石田先生による「難経読み合わせ」でした。今月は50難の読解進行をしていただきました。

次に二木先生による基礎講座「診察法、切診、体表観察」でした。

午前の最後は、中尾先生の気功指導がありました。

午後の実技は菽法脈診の確認・修練、取穴を行いました。

脈診

次は基礎班と研修班合同で基本刺鍼を行いました。

取穴

つづいて基礎班と研修班合同で、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。

小里風景

 

聴講班は中谷先生が担当くださいました。

聴講風景

 

例会の後は指導者研修会があり、今年の夏期研修に向けて実技の確認をしました。

指導者講習会

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

12月の例会報告

平成25年12月15日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  崎山先生

「基礎講座」  鶴留先生

「気功指導」  中尾先生

午後 菽法脈診の修練、取穴、基本刺鍼、小里方式

 

午前は二木清文先生による代表挨拶から始まりました。

会員のリクエストがあり、臨床報告を聞く機会が増えました。今回は顔面けいれん2例を挙げてくださいました。臨床経験のない会員や、臨床年数が浅い会員にとっては、今後遭遇するであろう患者さんの予習にもなり、とても参考になります。ノートにメモを取る姿、質疑も以前より増え、聞くだけ、受け取るだけだった午前中の講義が活発になってきました。

午前最初の講義は、崎山先生による「難経読み合わせ」でした。崎山先生

今月は48,49難の読解進行をしていただきました。

次に鶴留先生による基礎講座「診察法」でした。鶴留先生

午前の最後は、中尾先生の気功指導がありました。気功風景

午後の実技は菽法脈診の確認・修練、取穴を行いました。二木先生指導中取穴

 

次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼を行いました。全体風景

はりと刺し指を一体にする様子

つい、鍼を持とうとし、指に力が入り過ぎているケースが多いということで、刺し手に鍼を乗せてほぼ垂直まで指先の角度を床へ向けても鍼が落ちない位ソフトに鍼を持つということを教わりました。

つづいて基礎班と研修班合同で、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。小里風景

 

聴講班は鶴留先生が担当くださいました。

聴講

 

例会の後は指導者研修会がありました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

11月の例会報告

平成25年11月17日 脉診流にき鍼灸院

研修時間  10時30分から17時00分

研修内容

10時00分 治療室紹介(希望者のみ)

10時30分 会務報告
実技公開(水戸先生、山森先生)

12時00分 昼食

13時00分 灸実技(山森先生、岸田先生)

14時15分 基本刺鍼

14時45分 休憩

15時15分 小里方式

17時00分 治療室例会終了

懇親会

11月は彦根にあるにき鍼灸院で治療室例会を行いました。

実技公開は水戸先生と山森先生に公開していただきました。

実技公開(山森先生)
実技公開(山森先生)
実技公開(水戸先生)
実技公開(水戸先生)

灸実技は岸田先生が箱灸と棒灸の実技を山森先生が茶こし網と練りモグサを使った温灸法を公開していただきました。

灸実技 箱灸 岸田先生
灸実技 箱灸 岸田先生
灸実技 棒灸 岸田先生
灸実技 棒灸 岸田先生
灸実技 茶こし網と練りモグサを使った温灸法 山森先生
灸実技 茶こし網と練りモグサを使った温灸法 山森先生

以下は、治療室例会に参加された先生の感想です。

■中谷武夫先生 感想

治療室例会の感想
さる11月17日に、滋賀漢方鍼医会の一年に一度の特別な例会が、二木先生の治療室であるにき鍼灸院を会場としてお借りして、行なわれました。
この治療室例会は、今回で5・6回目となりますが、私は今回で3回の参加となります。
また、この治療室例会は、初めの頃は東京・名古屋の漢方鍼医会の数人の先生方にも参加していただいていましたが、前回より滋賀漢方の先生を中心に行なわれるようになりました。
通常の例会は、午前は学びを行ない、午後から実技を行ない、また会議用テーブルを寝台として使っていますが、治療室例会では、電動ベットで高さが施術者に合わせてできますので、快適な施術ができます。
また、治療室例会は、一日を通して実技を中心に、行なわれます。
今回の研修の内容は、灸実技と実技公開とモデル患者に対する治療を行ないました。
灸実技の中で、山森先生が行なってくださった、灸実技が印象に残りました。
それは茶漉しを利用して、温灸を行なう実技でした。
この茶漉しを使っての方法でしたら視覚に障害があっても、温灸ができる事を教えていただきました。
また二木先生の治療室でされている、知熱灸を実際に作り、作った、三角形の艾を施灸していただきました。
次に実技公開では、2名の先生が、日頃治療室で行なっておられる施術を公開してくださり、また中間地点でモデル患者の脉など見せていただき、治療の進め方など私の行なっています治療に大変参考になりました
最後は電動ベットが六台置かれていますので、各ベットに4名程度に分かれて治療を行ないました。
今回は、私が、モデル患者となり、治療をしていただき、治療後は、症状も改善され、施術を受けながらも色々と研修になりました。
ありがとうございました。
コの治療室例会は、通常の例会とは、違った雰囲気や設備面も整っており、有意義な研修となりました。
治療室を提供していただき、また昼食の準備や、そのほか色々と二木先生や優子先生により、配慮をしてくださり、ありがとうございました。
治療室例会後は、懇親会で楽しくまた意見交換など、美味しい食事をいただきつつ、ここでも有意義な時間を持てて感謝いたします。

■堀江千秋先生 感想

今回の二木先生の治療院例会は、治療院見学から参加しました。
治療院見学では患者さんが利用する治療ベットの仕様、治療の流れ、備品に至るまで細かく説明して下さり、随所に二木先生の工夫とこだわりが垣間見えました。自身が開業した場合の参考にとてもなりました。

・実技公開について
普段の例会での実技に関しては、基礎班、研修部などに分かれている為、普段見ることができない先生方の治療を見学できて、貴重な経験となりました。モデル患者に対する問診から治療までの中で、証決定に至るまでの問診のプロセス、本治法、標治法、先生が治療中に気を付けていること等、普段の例会ではなかなか聞けない治療中の先生の頭の中の様子を知ることができ、また治療前後の脈、お腹の状態を確認させて頂けて勉強になりました。

・お灸の実技公開について
箱灸、茶こし灸にしても箱灸に棒灸を切って入れたり、茶こし灸では練りもぐさを使用していたりと、それぞれの先生の使い方、工夫があるのだなと思いました。私が使用している茶こし灸とは、茶こしの底を押して窪みを作り、その窪みに温灸用のもぐさを入れ、簡単な箱灸代わりに使用するものでしたので驚きでした。
岸田先生、山森先生が紹介して下さったお灸に興味がある人が体験していたり、別のスペースでは他の先生が実際臨床で使用している温灸器の使い方について話して下さったりと、これも治療院例会ならではの知識の交流なのかなと思いました。色々な先生の技術を学び、すぐにでも治療に取り入れる内容が盛りだくさんでした。

基本刺鍼、小里方式でも実際の治療院のベットをお借りしての練習となり、高さ調節ができ、練習がしやすく、ここでも治療院例会の良さを実感できました。

今回の治療院例会は、治療院の見学から始まり、例会、飲み会と濃い一日となりました。そして、滋賀漢方はやはりアットホームで楽しい会だと改めて感じることができました。そして、先生がいれば先生の数だけ色々なやり方があって、そのやり方、考え方を知る良いきっかけになり、なかなか本、そして普段の例会では学べない知識が盛りだくさんでとても勉強になりました。
ご指導頂いた先生方ありがごうとざいました。また、お酒の席では無礼講とばかりに迷惑をかけてしまった先生方、失礼致しました。
また、来月から改めてよろしくお願い致します。

報告者 岸田美由紀

 

 

10月の例会報告

平成25年10月20日 草津市立まちづくりセンター(309号室)

研修時間  9時40分から17時00分

研修内容
午前
難經読み合わせ 第36回 四十六難~四十七難 二木優子先生
臨床あれこれ 藤崎先生、鶴留先生
気功教室 中尾先生

午後
擬似的胃の氣脉作成実験
基本刺鍼
小里方式実技

小林先生挨拶
小林先生挨拶

朝は小林先生のあいさつから始まりました。
例会の日はちょうど台風27号が近づいているときでした。それに関連して前回の26号、9月に滋賀・京都に大雨をもたらした台風について話しをされ、続いて今年の2月初旬かなり寒い中で蛇をみたことを話され動物の世界も狂ってきているのではと話をされました。そして今年の夏期研で邪正論が中心になったことから、自身も夏期研後様々に取り組んでいること治験例を交えて話をされました。

 

二木優子先生
二木優子先生

今回の難經読み合わせは、二木優子先生が担当でした。

はじめにお父様の気胸を鍼治療した話をされ、その後、難経の説明に入りました。
難経四十六難は若い人と年老いた人の睡眠の違いを気血営衛の巡り方の違いによって説明していました。不眠の鍼灸治療はどのようにするのかと質問が出され、失眠の灸や百会、四神聡への治療、神門穴に円皮鍼、心兪、肝兪への知熱灸をするなど各先生の答えを聞くことができました。

難経四十七難は顔面はなぜ寒さに強いのかを説明した難で、陽経はすべて顔面に上っているため陽気が盛んであるため寒さに強いとの説明がありました。この話に関連して『素問』上古天真論(01)篇に女性は30代になると陽明脉が枯れてしわが増えてくるとの記述があるとの意見がありました。他に顔面神経麻痺に胃経の承泣、四白、地倉などの経穴をてい鍼で軽く補うと良い等の話もありました。

藤崎先生
藤崎先生

臨床あれこれは藤崎先生と鶴留先生が担当でした。
はじめに藤崎先生が話をしました。
藤崎先生は、自分の頭痛治療と誤治についての話から始まり、炎症の起きている周囲に鍼をしていく消炎針法と自分の失敗話、消炎針法開発者の佐藤熊太郎先生のエピソードなど多彩な話を聞くことができました。

次に鶴留先生が話をしました。
鶴留先生は、開業して4か月がたちます。開業に際して治療室内装の備品をお得に手に入れる方法や色々工夫されたりと開業時の話と、鶴留先生が興味を持っている腹の虫の話を聞くことができました。

気功教室は中尾先生の指導でおこないました。気功も最終段階に入り、最後の型を学びました。

午後のはじめの実技は、標治法に代わり先月に引き続いて胃の氣脉作成の実験をしました。
各班に分かれ、押し手、筋弛緩法、円鍼、活法を利用した胃の氣脉作成実験をおこないました。

その後は、聴講班、基礎班、研修班に分かれ基本刺鍼、小里方式をおこない例会を終了しました。

報告者 岸田美由紀

9月の例会報告

平成25年9月15日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  那須且良先生

「基礎講座」  岸田美由紀先生

「気功指導」  中尾俊哉先生

午後 取穴、擬似的胃の気脉作成実験、小里方式

 

午前は二木清文先生による代表挨拶から始まりました。

8月の夏期研修会について、その後に来年当会が開催する立場として研修会後に大阪の中華屋さんで実行委員会が集まり活発な意見交換を行い、来年度の準備に取り組んでいる話からはじまりました。また、今年の夏期研修会では邪正論についてまだ取り組みがわからない先生も多い中、興味を持つ先生も多く、ほとんどの班で邪正論を取り入れた実技が行われたと話がありました。気血津液論と邪正論との使い分けの話から、現在行っている臨床の話を交えて聞くことが出来ました。

午前最初の講義は、那須且良先生による「難経読み合わせ」でした。

今月は45難の読解進行をしていただきました。筋肉の緊張や下半身のアプローチに陽陵泉をよく使うが上半身にも使えるのかという問いに対しての応答が幅広く、「筋に対して陽陵泉と限定しない」という臨床例もあり、充実した展開をみせました。

次に岸田美由紀先生による基礎講座「脈診」でした。

午前の最後は、中尾先生の気功指導がありました。

午後の実技は擬似的胃の気脉作成実験、取穴を行いました。

はじめて参加する聴講生の鍼灸師の先生と交じりながら行いましたが、ここまで丁寧にツボを観察したことがないです!こんなに体が変化するものなんですね?!と、驚きつつ、感動しながら感想を伝えてくれました。会では臨床に使える脈診を修練しているのですが、学校では学ばないため、鍼灸師でも脈をみないという先生も聞くところ少なくありません。実技の時間で、脈の変化がわからない場面では、なんとなくでもいいので、変化がわかればOKですとお伝えしています。何回かして初めてわかる感覚や、臨床で出会い初めて自分の引き出しに入れたりすることが出来るので、めげずに一緒に勉強していきたいと思いました。

次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼を行いました。

つづいて基礎班と研修班、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。

 

聴講班は二木先生が担当くださいました。

今月は台風のため、指導者研修会は中止しました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

8月の例会報告

平成25年8月18日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  前田小百合先生

「基礎講座」  桑原知子先生

「臨床発表」  大野沙織先生

午後 取穴、基本刺鍼、小里方式

 

午前は小林久志先生による会長挨拶から始まりました。

今年は梅雨明けが早く、残暑厳しいなか、熱中症をおこす人が多かったのですが、なかでも重症化するのは、腎虚である年配の方、腎がまだ発達していない子供が多いという話がとても興味深いものでした。熱と水、腎の病理の話もわかりやすく説明がありました。

小林先生は5月頃から体調を崩され、先月は研修会を欠席されました。一人でも勉強は出来るけれど、研修会の中で生きた話を聞くだけで知らず知らずにうちに自分の力になっていくことから、皆で勉強することが大事だということを痛感しているというお話。また、恩恵を受けた分を次の人へ繋げていくのも会員の役目としてあるというお話をしてくださいました。

 

午前最初の講義は、前田小百合先生による「難経読み合わせ」からはじまりました。

今月は43、44難の読解進行をしていただきました。それぞれ解剖についての記述がされています。食事や便通、エアコンのある環境、熱中症について、現代人の病気の変化の話を交えた質疑応答が盛んに行われました。

 

次に桑原知子先生による基礎講座「不内外因」でした。

 

午前最後の講義は大野沙織先生による「臨床発表」でした。苦戦した肩疾患の患者さんについての臨床発表がありました。

 

午後の実技は取穴からはじまりました。臨床で使う生きたツボを取る練習をしています。1ミリでもずれると効果も半減してしまうため、最も神経を集中させる時間でもあります。

 

つづいて次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼を行いました。

基本を疎かにしてしまうと思うような治療が出来ません。確実に前へ進んでいくためには一歩一歩着実にしていかなければなりません。モデルのお腹を使いますと、肩、お腹、脈の3点セットの確認が出来ますので滋賀では徹底して指導が行われています。

 

つづいて基礎班と研修班、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。

証を決めたのはいいが、治療穴の選択を誤ると思うようなスッキリとした変化を出すことが出来ません。今回はいいところまでいったにもかかわらず、脈の数が落ち着いていないという事実を甘く判断してしまい、指摘を受けました。「これくらい一穴で決めろよ!」とサラッと言い放たれた姿が格好いいなと思うと同時に、何で気付けなかったんだろうという悔しさで、スッキリしないもやもやが抜けなかった班全員は思わず笑ってしまいました。

 

聴講班は岸田先生が担当くださいました。

 

例会後は指導者研修会が行われました。

研修会というのは、受け身で学ぶという形ではなく、自らが参加し、意見交換を行い、明日への臨床などに繋げることができる実のあるものです。今まで手と手で指導いただいた分を次は自分が新しく入会された先生方に引き継ぐことで、更に理解が深まっていきます。まだまだ自分には実力がないから・・と、つい敬遠してしまいますが、研修会後の指導者研修会に参加するということは貴重なステップアップになります。

思うようにいかず失敗しても、全然わからなくてへこんでしまっても、はたまた周りに迷惑をかけてしまったと自分を責めたとしても、意外と気にしているのは自分だけだったりします。その分後で何倍にもプラスに膨らませてお返しできればいいのではないでしょうか。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

7月の例会報告

平成25年7月21日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  木村知恵先生

「臨床あれこれ」  山森伸樹先生、中尾俊哉先生

「気功指導」  中尾俊哉先生

午後 奇経治療、小里方式

 

午前は二木清文先生による代表挨拶から始まりました。

私情で嬉しいことが重なり、いつもなら慎重になるところを気に留めなかったため、自宅近くの工事現場で落下事故を引き起こしてしまったというエピドードから始まりました。落下してすぐに肋骨が折れていないか確認をした後、なんとか帰宅をしそのまま仕事へ戻られたようです。過去に池田先生より「事故は脾虚肝実」と聞いていたとのことでしたが、実際に診て立てると同じ脾虚肝実でいけたとのこと。しばらく自己治療を続ける中で、多忙な仕事内容から負担がかかり、大腿骨に亀裂骨折がおこったようです。私情で少し有頂天になっていた上での事故だったため、色々背負う立場として万が一のことがあったなら・・と、人生での大反省をされたようです。鍼灸の仕事をしていたからこそ引き起こした事故でもありますが、結構な状態であったにもかかわらず、サラッとお話をされるので毎度びっくりさせられます。

 

今月は新しく開業された鶴留先生、那須先生へ会よりお祝いの贈呈がありました。

 

 

午前最初の講義は、木村知恵先生による「難経読み合わせ」からはじまりました。

今月は41、42難の読解進行をしていただきました。それぞれ臓腑の解剖についての記述がされています。

 

次に山森伸樹先生による「臨床あれこれ」の講義でした。

特に滋賀では代表の二木先生が報告している邪正論について、直接二木先生から指導を受けて感じられた独自の見解と、実際の臨床報告がありました。

 

つづいて、中尾俊哉先生による「臨床あれこれ」の講義でした。

脊柱管狭窄症についての臨床報告があり、質疑応答が行われました。

午前の最後は、中尾先生の気功指導でした。

 

午後の実技は先月に引き続き奇経治療を行いました。

プラスとマイナスのついた金属(磁石)のシールを使い分け、上記の画像のようにつぼに貼ります。瞬間的に症状の変化がみられます。実際の臨床ではそれぞれの先生により必要な場面で使われます。一時的に痛みなどを緩和させるなど、使い方次第で多用出来るため、奇経治療の引き出しを持ち合わせていない会員に向けて昨年も同様に実技が行われました。

 

つづいて次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼を行いました。

亀裂骨折をしていた二木先生より「これが骨折の脈」と、脈診の機会を設けてくださいました。骨折の脈は、両寸口の脈が同時に強くとれるのが特徴となります。

つづいて基礎班と研修班、4台のベッドに分かれて小里方式を行いました。

臨床では手際よく仕事を進めないと患者さんに余計な不安を与えてしまいますし、患者さんの大切な時間を奪うことになります。例会では決められた時間内で治療を終えるということも重視しながら行われています。

聴講班は中谷先生が担当くださいました。

本年度も新入会員の方が増えにぎやかになってきました!

 

例会後は指導者研修会が行われました。今月も陽経腹診について復習し、モデル患者で検証を行いました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

6月の例会報告

平成25年6月16日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  亀谷圭介先生

「基礎講座」  水戸尚子先生

「気功指導」  中尾俊哉先生

午後 奇経治療、小里方式

 

午前は小林久志先生による会長挨拶から始まりました。

身近な人でがんになる人が多い話からはじまりました。ちょうどNHKでもがんのテーマをやっていたようで、人類は進化する過程でがんになりやすい体質になってしまったという興味深い話がありました。

環境からも我々の身体を脅かすものが多いのですが、流行りの外国の輸入品で加工があやふやな食品や、遺伝子組換え食品など、知らず知らずのうちに口にすることがあります。今の世の中で体にいいものを食べるというのは不可能に近いということから、なるべく体に悪いものをとらないようにということが必要になってきます。先生の地元では、せめて野菜だけは・・と、農協の地元で作られた生産者が見えるものを求める方も多いようです。

がん患者さんやエイズの患者さんにも病院での治療と並行して鍼灸治療はされています。西洋医学では届かない域である、生命力を強化する「はり」で、自然治癒力を高め、より多くの患者さんに寄与できるように・・と話がありました。

 

午前最初の講義は、亀谷圭介先生による「難経読み合わせ」でした。

今月は40難の読解進行をしていただきました。亀谷先生は鍼灸の学生なのですが、学校の図書室にある難経に関する書籍を調べ、各内容についての説明、自分の見解を話してくださいました。

 

次に水戸尚子先生による基礎講座「素因、内因、外因」でした。

 

午前の最後の講義は、中尾先生の気功指導でした。

 

午後の実技は奇経治療を行いました。

 

 

 

 

つづいて次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼を行いました。

つづいて基礎班と研修班、3台のベッドに分かれて小里方式を行いました。

 

聴講班は2台のベッドに分かれ、中谷武夫先生、木村先生・大野先生が担当くださいました。

鍼灸師の免許はあるが、臨床に出ていないからついていけるか心配される先生もおられるのですが、滋賀漢方鍼医会での「はり」の手技や、脈の見方は、学校では学ぶことができないため、皆はじめは初心者であります。一番必要なことは、やる気と習得したいという熱い気持ち、患者さんに喜んでもらいたいという鍼灸師としての気持ちではないでしょうか。

脈の見方もわかるまでゆっくり、あなたのペースに合わせて指導しますので、安心して参加ください。はじめは誰でも出来なくて、わからなくて悩むのは当たり前、こんなこと質問してもいいのかな?という心配も不要です。

例会後は指導者研修会が行われました。今月も陽経腹診について復習し、モデル患者で検証を行いました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織

5月の例会報告

平成25年5月19日 草津まちづくりセンター

午前9時40分~午後16時30分まで

内容

午前「難経読み合わせ」  土井麻琴先生

「基礎講座」  小林久志先生

「気功指導」  中尾俊哉先生

午後 取穴(実践的な取穴練習)、小里方式

 

午前は二木清文先生による代表挨拶から始まりました。

夏期研修会についての案内からはじまり、治験発表がありました。にき鍼灸院では電子カルテを導入されているのですが、面白いメリットとしては十何年も前に来院された患者さんが来られた際にパッと情報が出てくるという点です。紙のカルテではこうはいきません。

治験発表では、50代女性:肩こりと頭痛を主訴とし、子供の頃からの冷え性と頻尿については鍼灸には全く期待せずにご来院された患者さんについて話を聞くことができました。一日に行く回数が20回ほどで夜は寝れても2時間という状況でしたが、治療を重ねていくうちに3時間となり、週に1度の治療で10回目を超えた時点でお手洗いに行く回数も20回が10回程度になり、一晩寝れるようになったとのことです。

今までは3~5回ほど邪正論での治療をし、その後は気血津液へ移るケースが一つのパターンでしたが、慢性のケースだと20~30回と継続しての邪正論のケースもあるということがわかったということでした。

 

午前最初の講義は、土井麻琴先生による「難経読み合わせ」でした。

今月は39難の読解進行をしていただきました。39難は38難に引き続いて臓と腑の数について解説したものになります。難経を読むだけでも勉強になるが、読んで臨床とつなげて考えるというのも勉強になるということから、今回は講義の間に質疑を入れるという形で行われました。

次に小林久志先生による基礎講座「蔵象論」でした。

今月は蔵の関係性、経絡についてでした。今回一度も教科書を見ることがなく、1時間講義で話をされている先生の姿に圧倒されました。

午前の最後の講義は、中尾先生の気功指導でした。

 

午後の実技は取穴からはじまりました。臨床で使う生きたツボを取る練習をしています。1ミリでもずれると効果も半減してしまうため、最も神経を集中させる時間でもあります。

今月は人数が多かったということもあり、全員がすべての取穴をすることができませんでした。取穴をして一発OKが出ればスムーズにいくのですが、なかなかそんなシーンがなく、何度も指導を受けてのOKに、思わず胸を撫で下ろします。

つづいて次は基礎班と研修班に分かれて基本刺鍼をしました。

滋賀漢方では、刺さないはりという「ていしん」を主に勉強しています。基本刺鍼は土台となる部分でこれを疎かにしては何も出来ません。練習の仕方は腕でやり合い意見を言うものと、お腹を使い反応を見るものがあります。腕でする場合はそれぞれの先生の感覚や許容範囲というものが目安になるのですが、お腹でするとなると、お腹、肩、脈の変化をみる3点セットを確認できるため、客観的にもいい手技が出来ているか出来ていないかがハッキリします。

お腹は、触る前に遠目で見ただけでも肌がふんわりと緩んだ、ざらつきが消えた、くすみが取れたなど、変化が出ます。聴講の方はささないはり「ていしん」でここまで変化が出るものなのかと驚かれます。

つづいて基礎班と研修班、3台のベッドに分かれて小里方式を行いました。

それぞれの考えで証を決定するのですが、 これで間違いないだろうと納得する場合でも、いざ確認作業をすると「あれれ?」となることがあります。そうなった場合は後で病理を考えるのですが、単純なものでない限りは腑に落ちないケースも出てきますので、帰宅の電車の中で話題になったりします。

 

聴講班は土井先生が担当くださいました。

例会後は指導者研修会が行われました。

今月は小林先生より陽経腹診についての説明があり、その後二木先生がモデル患者に対して順に陽経腹診を行い、解説をしてくださいました。陽経腹診は過去に滋賀漢方で研究をしていたのですが、入会して間もない会員は使用したことがないため、積極的に知識を吸収しようと集中した時間となりました。

興味を持たれた学生の皆さん、先生の皆さん、和やかで温かい滋賀漢方鍼医会に一度お越しください。また、わからないことがあれば何でも聞いてみてください。

一緒に笑って楽しく勉強出来れば嬉しいです。お待ちしております。

報告ページ担当 大野沙織