平成20年12月21日 草津まちづくりセンター
午後「取穴」
「モデル治療」 岸田美由紀先生
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平成20年12月21日 草津まちづくりセンター
平成20年11月19日 にき鍼灸院
午前10時40分~午後16時00分まで
内容
午前 電子カルテの使い方説明(自由参加)
「腹部を用いての基本刺鍼修練」
「背部へのローラー鍼円鍼」
「擦火法」
午後 電動ベッドの説明
「補助療法①井穴刺絡」
「補助療法②下腿から背部を緩める」
「補助療法③知熱灸」
「小里方式」
「ベッド3台を用いてのモデル治療」 二木清文先生
午前
10時から自由参加ではあったのだがほぼ全員参加でのパソコンカルテ管理の講演が行われた。新患カルテの作成から再診カルテなどバックアップ重要性など書類管理との違いや利点を詳しく実演を交えながらの講演であった。
まず始めに小林久志先生・二木清文先生より挨拶を頂き早速オープン例会開始であった。午前の始めの実技は、腹部を用いての衛気・営気の手法の修練であった。肩上部・脉・腹部の状態をみてどちらの手法が適しているか考え、実際に手技を行った。手法の修練だけでなく、総合的に判断して手法を行う事の大切さを改めて確認できた。
次に擦火法とローラー鍼・円鍼行い方の二木清文先生による説明を交えながら実技開始であった。擦火法では督脈上を背部から腰部までしっかりと、右手・左手の役割を注意しながら参加者同士でお互いに交互に行った。皆さんの感想で一番多かったのは受ける側では身体の芯から温まったなど、また行う側からは開いていた理(そうり)が閉まって皮膚表面がサラッとしたなどの感想があった。最近の治療室でも風邪の患者さんが来られることが多くなりつつある状況でとても役立つ手技だと感じた。
ローラー鍼・円鍼では広く大きく背部全体を診ることや特に骨隙にあてるなどの注意してお互いに実技を行った。受ける側も気持ちが良かったなど行う側からも皮膚が光ったなどの感想が多かった。午前中の実技では緊張感もありつつ沢山の質問も飛び交って大変勉強になった。
午後
午後は、まず初めににき鍼灸院で使われている電動ベッドについての説明があった。二木先生によると、数ある電動ベッドの中でも、使いやすさ、後々のメンテナンスのことを考えると、業界でも有名なあのベッドが良いということであった。にき鍼灸院では、治療のしやすさ、患者さんの寝やすさの両方を考慮して、ベッド幅が65cmになるように特注の天板を用いたベッドを使用しているということであったが、その他にも、実際に使用してみて感じたことや、改善点など、ここでしか聞くことのできない話をして頂き、大変参考になった。
午後初めの実技は、補助療法である井穴刺絡や下腿から背部をゆるめる手法、知熱灸を3つのベッドに分かれて行った。まず、二木先生によって実際に手技を行って頂いた。井穴刺絡は、どの経絡の井穴から刺絡するかの見極め方、注意点、鍼の扱い方など、細かく説明して下さったため、とても分かりやすく、理解することができた。標治法において、背部の緊張、硬結を緩めたい時、下腿に手技をすることで、随分背部が緩むことを実感できたことは、大変良い体験であった。また、下腿への手技は、衛気から営気、営気から衛気の手法の転換を行うことで、早く緩めることができるということであった。
知熱灸は、普段の例会では、会場の都合上行うことができないため、治療室ならではの実技であったが、お灸の作り方から施術の仕方、注意点などの説明を受けた上で、実際に体験することができ、即臨床室で使うことができる内容であった。これらの補助療法は、実際に二木先生の手技をみて、参加者も確認できたため、貴重な時間であった。このような手法は、臨床室でもすぐ使うことができるため、参加された先生方には大変参考になったようである。
続いて小里式では、できるだけ地方ごとにかたまらないよう二木先生が3班に分けてくださり、3つのベッドに分かれて行った。普段滋賀の例会で行っている小里式と同様に問診や切診などを行うことで病理考察を進め、証決定に進んだ。他の地方の先生方と一緒に行うことで、様々な病理の考え方もでき、活発に意見を出し合いながら治療を進めていくことができた。
最後に、二木先生によって3台の電動ベッドを用いて、実際の治療室で行われているように治療を進めて頂いた。1ベッドごとに腹診、脉診から病理考察を行い、それを説明しながら治療を進めていかれたため、患者さんの病態を把握し、病理や選穴理由まで理解することができた。普段はここまで詳し聞きながら治療を見せて頂くことはできないため、大変貴重な実技内容であった。治療室での例会のあとは、簡保の宿での温泉、懇親会であった。琵琶湖を眺めながらの入浴は格別であり、その後の懇親会では、例会の反省もしながら、例会では聞くことのできない治療の話など大変盛り上がり楽しい懇親会で締めくくりました。 .
平成20年10月19日 草津まちづくりセンター
午前9時40分~午後5時まで
平成20年9月21日 草津まちづくりセンター
午後
平成20年8月17日 草津まちづくりセンター
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平成20年7月20日 草津まちづくりセンター
平成20年6月15日 草津まちづくりセンター
次の時間は、二木清文先生による継続講義であった。二木先生は地域清掃のため、遅れての参加であったが、その道中ホームから転落され、負傷されての講義となった。ご自身の転落体験と、身体の変化を病理を説明しながら講義されが、このような大変な体験をも、病態を見る機会に変えられる二木先生には臨床家としての姿勢を感じた。 今回の二木先生の講義は、漢方はり治療で調整の対象となる衛気と営気についてであった。普段臨床で重要な衛気と営気であるが、今回定義を再確認することで、衛気の手法、営気の手法が何を目的にしているか、どのように作用するかをもう一度理解し治すことが出来た。今回の講義を聴き、営衛の手法をしっかり区別することの大切さを改めて感じた。腹部を使っての営衛の手法の鍛錬をしっかり続けていきたい。
平成20年5月19日 草津まちづくりセンター
次の時間は、引き続き前半の二木先生の講義に対する質疑応答の時間を取って頂きました。標治法に関する質疑応答より、衛気営気どちらの手法が必要かをしっかり見極めて施術することが大切であると感じました。また、二木先生は標治法の時、まず全体を整えてから、気になる部分に施術を加えていくということでしたが、標治法においても、細部にとらわれることなく、全体と細部の調整が大切だと思いました。
平成20年4月20日 草津まちづくりセンター